| 最近、「血液サラサラ」とか「血液ドロドロ」と言う言葉をよく聞くようになりました。血液がサラサラ流れている状態だと問題はないのですが、何らかの原因でドロドロになってしまうと血流が滞り、様々な問題が起こってくるということです。血液といえば命の源泉のような存在ですから、それが滞ったのでは困りますよね。 |
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血液はなぜドロドロになるのでしょうか。実はその主因の一つが血栓です。血栓とは読んで字の如く、血液中の栓、血流を塞いでしまう悪玉です。でも根っこからの悪玉ではなく、いわば良かれと思って動いてくれたのに、ほかの助っ人がうまく働かなかったために効果が裏目に出てしまったようなもの。その仕組みはこうです。
前記のように血液は生命を維持する上で大切なもので、失われれうとヒトは生きていけません。そこで、何らかの理由で血管が破れ出血が起こると、出血を止めて傷を修復しようとする身体のメカニズムが働きます。これは血管の内側が損傷された場合も同じです。
つまり、
@傷に血小板が集まってきてかたまりを作り、傷にフタをする形で出血を止める

Aさらに傷のところの血液そのものが凝固して傷を修復する

B修復がすむと今度は役割を終えた血のかたまり(血栓)を溶かして
元通りの状態にする。
と言う一連の作業をやってのけてくれるのです。
血栓はいわば傷を治してくれる働き者なのですが、問題は、修復後に血管の内側でその血栓を溶かすプロセスがうまく働かなくなった時です。血液中に血栓が残ってしまい、血液ドロドロの一因になるというわけです。役目を終えた血栓はさっさと溶けてほしいものです。
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